ビデオテープには(SD画質/エスディ画質)と(HD画質/ハイビジョン画質)があります。SD画質のテープはVHS・VHS-C・ベータ・Hi8・デジタル8・miniDV(SD画質で記録)・マイクロMVなど。HD画質のテープはHDV・miniDV(HD画質で記録)・SDカード(HD画質)となります。
※miniDV・SDカードはビデオカメラによってHD画質での記録が可能です。miniDV※・VHS・VHS-C・Hi8・ベータなどSD画質のテープはブルーレイにダビングしても画質がハイビジョンになるわけではありません。 ブルーレイにダビングすると容量が大きいのでハイビジョンのような高画質に画質がアップすると思われがちですが、元もと録画された以上にダビングによって高精細に記録されることはありません。
60分のテープをキャプチャー(PCに取り込む)すると、無圧縮の状態で約13GBの容量があります、それをDVD(4.7GB)にダビングするには圧縮をかけますので、その時点で画質は劣化いたします。 ところがブルーレイ(25GB)や※ハードディスクにダビングする場合は圧縮方式もかわりますし幾分画質の劣化を抑えることができます。 ただ、お手元にDVDプレイヤーしかなくブルーレイは再生出来ないなど事情は様々かと思いますので SD画質の映像の場合は極端にこだわる必要はないかと思います。
DVD-VIDEO形式は最大ビットレートが60分記録して約9bpsとなり、120分を1枚にダビングすると4.5bpsまで減ってしまいます。ブルーレイは120分記録しても15bpsの高ビットレートで記録する事が出来ますので安定した高画質となります。
元映像の画像:SD画質(全体表示)
ビットレート4.5(DVDへ120分記録の画質)
ビットレート9.2(DVDへ60分記録の画質)
ビットレート15(HDD・ブルーレイへ記録の画質)
miniDVテープ(HD画質で撮影された場合)HD画質で撮影されたSDカード、またHDVのテープなどはDVDにダビングしてしまうとせっかくハイビジョン画質(1440×1080以上)で録画されたものがDVD規格(720×480)にダウンコンバートされてしまいますので、HD画質のテープはブルーレイへやハードディスクへのダビングがオススメです。
弊社ではデジタルテープの読み込みは全てデジタルとなりますので60分のHD画質のテープをキャプチャー(PCに取り込む)すると、無圧縮の状態で約35GBの容量があります。この大容量のファイルをダビングするにはDVDでもブルーレイでも変換の作業時間は同じくらい必要になってしまうため、料金は同料金となっております。同料金なら断然ブルーレイがオススメですよね。
DVDに最高画質で記録できるのは60分となり最大でも120分までの記録なりますが、ブルーレイには画質を保ちながらSD画質のテープは(4時間まで)HD画質でも(2時間)までを1枚にまとめてダビングする事が可能です。※料金はテープの本数分となります。
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