miniDVテープの記録方式はSPモードとLPモードがあり、60分テープに標準60分で記録できるSPモードと長時間1.5倍90分記録できるLPモードがあります。 当時テープの価格も高く、LPモードは長時間記録できる事からとても便利でしたのでよく利用された方も多かったのではないでしょうか?
このとても便利な記録方式、LPモードですが説明書には「LPモードは撮影されたビデオカメラでのみ再生を保証する」と記載されており、他の機器での再生は 保証されていません。 また撮影したビデオカメラでさえ衝撃やテープの経年劣化によってはブロックノイズやゼブラノイズが大量に発生し視聴が困難な画質になりやすい記録方式です。これはテープに情報を記録する際に全情報を記録するSPモードに対して情報で省略可能な部分は省略して記録するLPモードでは使用するテープの面積が違うため、記録時間は延びるものの別の機器では情報の互換性がとれずノイズが発生するといった仕組みのようです。
miniDVテープが劣化すると、ひどい場合、画面全体がゼブラになってしまうノイズや細かいブロックノイズが発生します。こちらは機器の相性で改善される場合もありますが 劣化が強い場合どうしても改善しない場合がありますので、テープの50%以上にノイズがある場合はご連絡しダビングの可否をご判断頂きます。
LPモードはテープの異常などの影響も受けやすいため、経年劣化が進めばより良い状態でのダビングが難しくなりますので 早めのダビングがオススメです。また業務用の機材も中古市場に出回る量がかなり少なくなり、価格も高騰している事から安価でダビングできる今ダビングされる事がオススメです。
miniDVテープのLPモードだけではなく、HDV(HD画質)での記録は更に繊細で相性が顕著にでます。HDVの場合はゼブラやブロックノイズなどが発生するのではなく映像が飛び飛びになってしまうのが劣化の症状となります。
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